恐れ入ります、筆者のゆちきです。
その日その時その瞬間、筆者の病みメンタルで、アドラーの言葉を受け止めて記載していきます。
その日のメンタルのベースは朝起きた瞬間に決まると感じています。
もちろん日中に色んなストレスからの変動はありますが、寝起きどれだけドンヨリとしているか、
基本的にスッキリとした朝はもう何年も迎えていないのですが、ドンヨリ加減が少しでも楽だとありがたいです。
さて、早速の今日のアドラーさんの言葉を見ていきましょう。
参考にしている著書は以下です。
監修 :和田秀樹
タイトル:アドラー100の言葉 なりたい自分になるための心得
著書にまとめられたアドラーの言葉は1~100まであり、ブログの下記ナンバリングと紐づけています。
2.人間は ライフスタイルの 捕虜である。
今回は短い文章ですね。そしてぱっと見、何も分からない。。
ライフスタイルとはアドラー心理学用語で、一般的な性格と同義の言葉です。
人間は性格に捕られ過ぎている。直訳するとこうなるでしょうか。
性格を変えるのは難しい。そう一般的には感じるかもしれません。特にメンタル疾患になると、性格とは別に症状の波があり、本来の自分を見失ってしまうことが多いです。
アドラーさんは、性格は死ぬ直前まで変えられるとおっしゃっているので、
逆説的に、性格なんてなかなか変えられないよという現在人に対しての言葉ですね。
ある日はポジティブだけど、ある日はネガディブ、それも性格の一部だとしたら、
僕らも自然と性格:ライフスタイルを変えながら生活をしていると言ってもアドラー心理学的には間違っておりません。
体感としてはピンとこないと思いますが、瞬間的に性格を切り替えて、激情したり悲観的になったり笑ったりしている。性格に捕らわれるのではなく、性格を切り替えて生きている。
引きこもり気質で根暗で滅多に笑わない悲観的な性格の持ち主がいたとしても、これは滅多という言葉でごまかしているだけで、瞬間的に外出時に楽しいことがあって大声で笑ったりした時は、楽観的で笑い上戸でアウトドア派と判断しても問題ないはずなのです。
性格の割合とは深いことは気にしないで、苦手な人の前では無口だけど、親しい人の前では多弁になるのも性格を切り替えている単純な例ですね。ライフスタイルは自分で瞬間瞬間で切り替えて生活しているのです。だから自分は悲観的だからと、何か起こるたびに悲観的な考えをベースにしなくても、より良い自分の声に耳を傾けても問題ないのです。
メンタル疾患の場合は、さきほども書いたように、性格とは別に症状が邪魔してきます。
他の人からしたら症状が性格と間違えられてしまいます。。症状は脳の異常から来ているので、
気持ちだけでどうにかなる問題ではなくなっているので、アドラーさんが生きた時代とはだいぶ状況が違って来ています。
メンタル疾患はライフスタイルにも影響を及ぼし、対人関係にも多大な影響力を持つ。
この件については筆者の持論をのちのち語っていきたいと思います。
症状に左右されてはしまうが、ベースとなる自分自身の性格については柔軟性を持っていると考えれば、病気だけで全てが決まってしまうという苦しさかも少しは逃れられるかも知れないですね。
とても苦しいと思いますが、本来の純粋な自分を見失わず、一緒にアドラーさんの言葉と共に生きやすい生活を目指していきましょう。
コメント