病みメンタル 今日のアドラーの言葉59(1回目)

恐れ入ります、筆者のゆちきです。
その日その時その瞬間、筆者の病みメンタルで、アドラーの言葉を受け止めて記載していきます。

最近は天候と気温差が激しく、自律神経が乱れに乱れて日々悪戦苦闘で敗北ばかりの日々です。
そんな中で今日はどんな言葉で、アドラーさんそして自分とどんな対話が出来るのでしょうか。

本投稿では、著書の言葉を参考にしております。

監修  :和田秀樹
タイトル:アドラー100の言葉 なりたい自分になるための心得

著書にまとめられたアドラーの言葉は1~100まであり、ブログの下記ナンバリングと紐づけています。

59. 人生のあらゆる問題は、対人関係の問題である。

ピンと来た方とこなかった方がいると思いますが、この言葉はとても簡素かつ深く確信を解かれている内容です。アドラー心理学の中でも最重要ワードと言っても過言ではありませんね。
筆者はそれなりにアドラー心理学については学んでおります。
今日は筆者の病みメンタル流でアドラー対人関係論について書いて行きたいと思います。

メンタル疾患が続くと孤独感が強くなり、自問自答する時間は増えませんか。
その自問自答はとてもネガティブで、終わりの見えない渦の中にいるかような苦しさです。
これは病の症状のため、なかなか自分でコントロールするのは難しく抜け出し方も分かりません。

アドラーさんの言葉の「人生のあらゆる問題」にもこのメンタル疾患の苦しさも含まれるようです。
メンタル疾患での苦しさも、「対人関係の問題」であるとはどういう意味なのでしょうか。

アドラーさんの考えはシンプルでなかなか厳しいのです…(優しさもありますよ)
人は完全には一人きりにはなれない、孤独になれない。どれだけ引き籠っていようが、最低限の生活をするだけでも、様々な人と関係することになります。
食事をするだけでも、水道ガス電気を供給するために働いている人と繋がっています。どんな些細なことでも人と薄っすらと関係性を持ってしまっているという考えですね。

そしてメンタル疾患を患ってしまった原因はそれぞれで様々あると思いますが、周りの環境によるものではないでしょうか。
周りの環境について考えを辿っていくと、最終的に人が関係してくるのではないでしょうか。職場や家庭交友関係や、直接誰々のせいだとは断定しなくても、満員電車の空間や人前で話さないといけない場面が苦しいなど、どれも周りには人が関係してきます。
メンタル疾患も元を辿れば、対人関係の問題、コミュニケーションにも相手が必要ですよね。

全ての問題は対人との関係性があるとして、それでどうしたら良いのだ?と
ここでは解決を急いぐのは得策ではないと思います。

物事の一つ一つに、原因と結果を求めても逆に建設的ではない場面があります。
一人でツラく悩んでいることも、自分だけの問題というワケではないのかも知れない。
自分と誰かの関係で悩んでいる、そう考えると、自分、相手、そしてその関係性の少なくとも3つに関して考えの余地があるのではと、この世に自分ひとりだったら容姿などについても問題にならないと、
最大限に飛躍した論理で正論をかざしてくるアドラーさん。あなたって人は…。

悩みは一つだけでなく、数多くあると思います、その一つ一つは色々な関係性が複雑に混ざったモノで、それ故に渦のように自分を取り巻き深みへと引きずり込んできます。
でも悪いのは自分だけではない。周りが悪いからと言い訳もできるのがこの言葉の逃げ道なのかも知れません。

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