病みメンタル 今日のアドラーの言葉15(1回目)

恐れ入ります、筆者のゆちきです。
その日その時その瞬間、筆者の病みメンタルで、アドラーの言葉を受け止めて記載していきます。

参考にしている著書は以下です。

監修  :和田秀樹
タイトル:アドラー100の言葉 なりたい自分になるための心得

著書にまとめられたアドラーの言葉は1~100まであり、ブログの下記ナンバリングと紐づけています。

15.いかなる経験も それ自体では 
  成功の原因でも 失敗の原因でもない

このアドラーさんは何を言っているのだろうか、と思う方もいるかも知れません。
メンタル疾患者は、大変な想いをたくさんして今もして経験をしています。
そのツラい経験は、成功でも失敗の原因ではない。原因ではないのなら、どちらかなのか。
どちらからと言えば、失敗ですよ。こんな休職中で引きこもってばかりの自分は失敗でしかない。
そう感じているだけで、落ち込んできます。。

アドラーの言葉を受け止めようとすると、一時的にネガティブになってしまう筆者です。
“失敗という経験もまた、失敗でも成功でもない”と言っているのがこのアドラーさんの言葉なのではと考えています。

失敗したら次も失敗するのだろうか、99%失敗すると思ってそもそも行動に移さない筆者ですが、
1%の時に勇気と気力と体力と残りのメンタルを奮い立たせ行動出来たとして
(例えば、シャワーに入るとか、外の空気を吸うとかのレベルの行動でも良いと思います。)
余分な体力や時間を使ってしまった、疲れが溜まってメンタルも落ち込んだ、次何もやる気にならない…と感じるのが失敗と過程して、一歩踏み出したそのまた次は100%失敗するとは言えない

“つまりは経験は、次の行動の原因と結果にならない”とアドラーさんは言っていると筆者は理解しています。
経験則が流れのテンプレートなど秘訣などはあると思いますし、実際成功率は上がるかも知れない。
自分が行ってきた経験は、他の誰でもない自分の考えと行動の結果です。未来なんてやってみないと分からない。やらない未来もあるし、やらなかった未来がどうなるかも分からないことだらけです。

逆に経験則に従ったのに失敗した場合は、何か他の要素が邪魔したからで、そもそも自分の気持ちや感情も機械的じゃないし、周りの環境に不確定要素があり過ぎる。こんな世の中で経験が全てで、経験(過去)によって未来が決まるなんておかしな話ですよね。

メンタル疾患でツラい状態だからこそ、未来には可能性を持って生きていたい。
しかし行動する体力もメンタルも勇気もない。そんな状況でも、今は失敗続きかも知れないけど、今の頃状況は未来に失敗する原因ではない。成功する可能性も秘めていると、思わせてくれるアドラーの言葉に感謝の筆者ゆきちでした。

アドラーさんの言葉について考えると、ネガディブとポジティブが波のように感じられます。
メンタル疾患の方でアドラーについて勉強しようと思われる方で、いきなり本を読むのキツいという方に、少しずつでもアドラーさんを好きになって貰えたら光栄です。


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